2024年ゴールデンウィーク前半の4/27(土)~5/2(木)、熊本・大分で登山&観光の計5泊6日の旅行をしました。
旅の3日目であり、くじゅう連山の坊がつるでのテント泊2日目。早朝から予報通り雨が降り始め、さらに雨足が強くなる予報のため、さっさとテントの中で朝ごはんを食べて早々に撤収・下山することにしました。
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旅の1日目、2日目はこちら↓
坊がつるの朝
前日の夜、テント内は思ったより暖かく、シュラフを掛け布団のようにかけて寝ていたらさすがに夜中は冷え込んで寒さで目が覚めた深夜3時。
シュラフをちゃんと袋状にして入り直し、もう一度寝ようと試みるも全然眠れず、仕方がないのでなかなか接続されない回線で天気予報や帰りのルートを調べながらやり過ごしてやっと4時。
ポツポツとテントにあたる雨音キター・・・予報通りの雨だー☔
6時半、小雨になった隙に撤収作業を開始。
相変わらず久住山方面は霧が濃いが、吉部登山口方面は少し明るくなっていた。
大船林道で吉部登山口へ
もし天気が良く元気があれば、久住山か中岳のピークをとって牧ノ戸峠登山口に下山したいと思っていました。(←ハイシーズンのみ牧ノ戸峠から長者原までバスがあるのでそれを利用する前提。)
または、エスケープルートで諏蛾守越から長者原、もしくは前日のピストンで雨ヶ池越から長者原。
しかし雨はさらに酷くなる予報。水分を含み前日より沼化が進んでいるであろう登山道はもう勘弁して欲しいのが本音。(前日のどろんこ祭のせい)
そこで候補に挙がったのが、吉部登山口に降りる砂利道の大船林道ルート。
そもそも大船林道は関係車両のみが通れる砂利の車道で、事前の下調べで存在は知っていたけどまさか使うなんて思いもせず詳細は知らない状態。
一応夫が前日のうちに法華院温泉山荘スタッフに歩いて下山しても大丈夫か確認したら「可能だけど、砂利道をひたすら長距離歩くつまらない道ですよ」と言われたらしい。ま、そうですよね・・・😅
下山後に阿蘇のペットホテルに預けているちよまるをお迎えに行かなければいけないので、とにかく怪我なく確実に下山することを優先したい。
トレッキングシューズでアスファルトやコンクリート道を長時間歩くのはしんどいけど、砂利道なら長距離でも歩けるだろうし泥のぬかるみも無かろうってことで、もう前日の夜の時点で心は大船林道一択でした。
YAMAPの記録はこちら(2日分の記録です)↓
https://yamap.com/activities/31309515
吉部登山口から車がある長者原登山口までどうやって戻るか、ネットが繋がりにくく結局調べきれていないまま、確か吉部でタクシーを呼んだ話がYAMAPにあったよなーというおぼろげな記憶を頼りに下山したのでした😅






















9時20分、吉部登山口から歩いてすぐの駐車場まで無事下山。
雨で身体が冷えていたのでとにかく一旦雨宿りできるところに入れたらと期待していたけど、そういう場所は全くなくてガッカリ。
誰かいたらここから長者原までどうやって戻るのが一番良いか聞きたかったけど誰もいなくて聞けず、もうタクシーを呼ぶしかないねということで電話をすると、吉部まで迎えに来るのに40分かかり、貸切料金となるので5000円程かかるとのこと。辺鄙な場所だものね。もちろんお願いすることにしました。
これ以上雨に打たれながらタクシーを待つのは辛かったので、雨宿りできる軒先を求めてタクシーが来るはずの方へ少し移動。倉庫みたいな建物の広い軒先があったので勝手に入らせてもらいまいました、すみません。助かりました。
10時過ぎ、タクシーがやってきて無事乗車。そして15分で長者原に到着。はやっ。
でも、もし吉部から長者原まで歩いて移動していたら、大雨の中スプラッシュを上げながら走る車に怯えながら車道の端っこを歩くしかなかったようです。アップダウンが結構あったし、1時間以上かかっていたかも。無理無理。
ちなみにタクシー貸切料金は5,500円也。価値ある5,500円だった、と思う。
下山後のごはんと温泉~宿泊地
雨具を着ていたとはいえ中の服までびしょ濡れだったのでトイレで着替え、自販機でホットコーヒーを買って暖をとろうとするもなかなか身体は温まらず。芯まで冷えていたようです。
すぐにでも温泉に入って温まりたいところだけど、この後の段どりを考え、とりあえずお昼ごはんを食べに南小国町にある福一ラーメンへ。
温かい料理で体温が戻りほっとしました。
美味しかったのでまたこっちに来ることがあったら寄りたいねと話していたのですが、残念ながらその後、福一ラーメンは閉店されたようです ↓
悲しい。
阿蘇で温泉&買い出し、そしてちよまるのお迎え



「内牧音泉湯楽」は硫黄の匂いがする茶色く濁った源泉かけ流し温泉でした。とにかくお湯が濃い!湯量がすごい!そして、熱い!びっくりするくらい疲労回復できました。これで400円は安い!
この日以降の滞在中に大分や熊本でいくつか日帰り温泉に入りましたが、どこも当たり前のように源泉かけ流しだし泉質いろいろ。しかも入浴料が安い。有名どころの温泉地以外にもたくさん温泉地があるのにもびっくりでした。
温泉効果で熱々な身体のまま内牧温泉街近くのコインランドリーであれこれ一気に洗って乾燥までかけ(もちろん泥んこになったトレッキングパンツなどは入れてません)、地元スーパーのミヤハラで晩ごはんの買い出しを済ませて16時、やっとちよまるくんのお迎えへ。お待たせ〜!
今回もやはりペットホテルライフを大満喫して自宅にいるかのように寛いでいたらしい。ちよまると離れて遊んでいた罪悪感がちょっと軽減しました😅ちよまるくんはどこでも馴染める性格だから飼い主は助かるよ。
こちらはお世話になったペットホテル、ナナフォレストさんのInstagramより↓
元気に走り回ってる😆
吉原ごんべえ村でのミニログ泊
この日の夜から3泊4日、南小国町の吉原ごんべえ村というところに泊りました。
キャンプ場やバンガロー、コテージ、ミニログ、サウナ施設など多種多様な施設が山の斜面を切り開いて作られていて、大きな農業用ビニールハウスの中にテントを張ってキャンプが出来る全天候型サイトもあったりします。こちらは雨の日や冬に大人気とのこと。
ミニログとキャンプサイトはペット同伴可。
吉原ごんべえ村
https://www.gonbemura.com/
私達は山の中腹にあるミニログという小屋(ほんとにただの小屋)を借りました。テントを張らずにキャンプのようなことが出来る作りです。
最初はオートサイトでテントを張ってキャンプすることも考えたけど、登山をしつつ快適キャンプを何泊もするとなると荷物がかなり大量になり、「出発前の準備」も「設営」も「撤収」も「帰宅後の片付け」も時間がかかり過ぎてしまうので止めました。










ごんべえ村に着いてからもほぼ雨。軒下が広くて良かったな。ただ、早めに寝ようとミニログの中に入ると湿気がすごくて(ただの小屋だから仕方がない)全てのものがしっとりしていました。しかも、標高700m以上あるらしいので涼しいかなと思ってたらこの日は思ったより気温が高く、不快度数まあまあ高め・・・疲れていたしお酒もたくさん飲んだのになかなか寝付けれず、悶々とした夜でした😅(もしテントだったらもっと大変だったろうな)
旅の4日目・5日目はこちら↓