新型コロナウイルスの流行が徐々に騒がれ始めていた3月下旬の3連休、別のキャンプ場に行く予定がやむを得ず急遽行き先変更で飛び込んだ中蒜山オートキャンプ場でのキャンプのお話。
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せっかくの3連休。本当は少し足を延ばして城崎温泉そばにある気比の浜でキャンプをする予定だった。しかし気比の浜はずっと風速10m前後~15mの予報が出ている。キャンプするにはちょっと危険なレベル。強風の中でのキャンプにはトラウマがあるので、急遽中蒜山に行き先を変更したのだった。
もちろん当日決めたので予約なんてしていないし、3連休&春休み期間、しかもいつも大人気の中蒜山オートキャンプ場、半ばあきらめ気味で受付にいったらなんとあっさりOK。今思えばちょっとコロナの影響が出始めていたのかも。
受付を済ませ、ペットサイトに行くとすでに先客でほとんどの場所が埋まっていて、空いている場所は傾斜があったり他のお客さんと近すぎたりとちょっと微妙。うちのわんこは人には吠えないけどわんこを見かけるとつい吠えちゃうので、迷惑にならないよう出来れば他のお客さんとは距離をとって設営したい。ペット専用サイトやフリーサイトはこういうとき難しい。受付で南サイトもペット連れOKと言われていたので公道を挟んで向かいにある南サイトヘ移動。まだ誰も設営していなくてちょっと不安を感じる。広大な敷地には南の端に仮設トイレ、北の端(入り口付近)に炊事場がある。何をするにもまあまあ移動距離が多そうだから誰もいないのかな。しかも不規則な傾斜があちこちにあるのでテントを張る場所が限られてしまいそう。でも開放感はすごいし中蒜山や上蒜山がよく見える。
さんざんサイト選びに悩んだあげく、混みあう中で周りに気を使いながらキャンプするよりこっちの方がいいねと南サイトに張ることにした。
今回はピルツ。そもそも海辺でキャンプをするつもりだったので、風対策でワンポールテント。
手前の風にあおられたハンモックは他のお客さんのもの。このまま誰もこないかなと思いながら設営していたら、徐々に南サイトもにぎやかになっていた。程よく誰かいるくらいでちょうどいい。
設営後、まずはお昼ごはん。
ビールも焼酎も、我が家はスタンレーで飲むことが多い。冷え冷えも熱々もかなり長時間キープしてくれるから夏でも冬でもキャンプでも家でも大活躍。
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外は快晴。暖かすぎるくらい。
夕暮れ時まで夫はルーティーンのお昼寝タイム。私は外で写真を撮ったり何か読んだり好きなことを。
夜は少しだけ焚火をした。星が出ていて風も穏やか。
1日目の晩御飯はアヒージョと鍋を少し。ワンパターンだけど気にしない。アヒージョはまずはホタテとマッシュルームとホタルイカとトマト、第2段階はエビとちりめんじゃこを投入。
2日目の朝。さすがに冷えるので、ストーブをつけた。
朝ごはんのあとは、県境を越えてすぐの関金温泉に入ったり、その近くにある大山池野営場とやまもり温泉キャンプ場を下見。
さらに人気のお蕎麦屋さん「叉木」に開店前に行って2番乗り。いつも開店と同時に行列ができてお昼ごろには売り切れちゃうお蕎麦屋さん。3度目の訪問。数量限定のお蕎麦をいただいた。
蒜山周辺を満喫しキャンプ場に戻ったら快晴過ぎて暑すぎるくらいだった。
しばらく幕内で夫とちよまるくんとで川の字になってお昼寝してたけど、暑すぎたのでちよまるくんと一緒に幕の外へ。(夫は気にせず寝ていた。)
ちょっと散歩したりもした。
ちよまるくんは、何かの草にアレルギーがあるらしく、草むらを歩くと肉球の間が真っ赤になってしまう。なので、多分芝生は大丈夫なんだけど一応靴を履かせている。
2日目の夜は外で晩御飯を食べた。キャンプ場ではあまり凝ったことをする気になれないので、いつもシンプルな調理法ばかり。現地調達の食材は仕方ないけど持参のものは出来るだけ家で切っておいて時短をはかっているし味付けはなるべくシンプルに。調理法も焼くだけ、煮るだけ、蒸すだけといたってシンプル。キャンプ場での調理時間はすごく短いと思う。でも外で食べたらなんでも美味しいから。
3日目の朝。朝のうちは晴れていたので外で朝食を食べた。
本当は蒜山の気になっていたパン屋さんで買いたかったのだが、コロナの影響で販売を止めていた。なので通りがかりのパン屋さん(名前失念)で買ったクリームパンと、蒜山の道の駅で買ったジャージーパン。
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ちよまるくんは、あるものの存在が気になって仕方がない様子。
本当はこの後ゆっくりしたかったけど、雨雲レーダーを見ると午前中に雨が降る予想。ピルツが濡れたら後が大変!ということで雨が降り出す直前に撤収を完了し、早々とキャンプ場を後にした。その分、湯原温泉でさっぱりしたり勝山を散策したりして楽しめたから良し。
帰りに寄った勝山町並み保存地区の話↓